Billy'sママのカリフォルニア奮闘記

夫の留学に伴い期間限定でカリフォルニアに移住。旅行気分で付いてきたつもりが、アメリカで妊娠、出産を経験することに。現在、子育てに奮闘中。妊娠するまでのあれこれやアメリカでの育児のこと、日々の暮らしのことなどを発信できたらと思っています。

アメリカで中古車を買うのはリスクがあるかも?!

こんにちは。

今回は車関係のことを少しお伝えしたいと思います。

 

私達は、日本を経つ前に『びびなび』で車を探し、中古車販売店に連絡を取り、入金まで済ませて、ロサンゼルスに着いたその日に車を手にしました。

個人で売買している人もいますが、アメリカは基本的には車検はないから中身を点検していない車は怖いし、自分で登録の手続きをしないといけないのが不安だったのもあります。

正直、詐欺だったらどうしようという不安もありましたが、そこはなんとか無事に受け渡しすることができ、ホッと一息。

友達の中には、家を借りる契約で入金をすませたけど、詐欺に合ったという人もいるので、やはり先に支払いだけするのは、ちょっとリスクが伴います。

 

ただ、今回はそのことではなく、車自体に起きたお話です。

私達の選んだ車は国産のSUV

2009年製ですが、見た感じもいいし、収納力もあるし満足していました。

 

しかし、ある日のこと。

サンタバーバラへのプチ旅行の次の日のことでした。

私は、翌日からESLが始まるために、一人で運転しないといけないことが決まっていました。

サンタバーバラまで運転したけど、ハイウェイも乗れるけど、やっぱりまだ一人で運転は別物で緊張するので、前日に、買い物がてら学校まで運転の練習をすることにしました。

たかだか10分程度の距離。

なんなく任務を終了し、帰ろうかと思ったんですが、ふと少し行ったところの店に寄りたいと思い、右折しました。

 

と、その時、突然アクセルの手応えがなくなり、エンジンが切れたのです。

動転しましたが、右折直後だったのもあり、丁度目の前には路駐スペース。

半身、小さな交差点にはみ出ていますが、なんとか安全そうなところに駐車できました。

『なになに?!どういうこと?!』

と、パニック。

何度、キーを回してもエンジンはかからないし、何がなにやら。。。

仕方がないので、ロードサービスを呼びます。

でも、日曜日だし、夏休みだしでなかなかやってこない。

車のディーラーさんの個人携帯に連絡したところ、いろいろ計器のことを聞かれるけど、特に言われるような重大なものは無さそう。。。

 

とにかく、ロードサービスを待ちます。

 

すると、ディーラーさんから電話があり、ガソリンメーターの残量について聞かれました。

『まだ、2つ残ってます。』

でも、もしかしたらガス欠かもしれないとのことで、急遽、ガソリンを持ってきてもらうという話になりました。

ガス欠ってそんなばかな!

まだ2個も残ってるやん!!

普通、無くなってもしばらく走るやろ!!

と、信じられませんでしたが、まぁ、できることはないので、待ちます。

 

その間、交差点にはみ出ているので、右折しようとする車に、めっちゃ怒られ。。。

『ごめん。分かってる。分かってるけど、どうしようもないのよ〜!』

と思っていたら、道行く青年が突然、

『押したろか?』と。

 

『そうか!ニュートラルにしたら、車って動くんやんか!』

ということで、夫と見知らぬ青年が二人で車を押してくれ、私は、ハンドルを操作。

やったことないもんで、めっちゃゆっくりなのに、めっちゃ緊張する私。

無事にきれいに駐車スペースに入りました。

見知らぬ人ありがとう!!

 

で、待っていたら、ロードサービスから電話があり、一回行ったけど、場所が分からなかったから帰ってきたと。

いやいやいや、ちゃんと交差点の名前言うたやん!!

諦めんといてー!!

 

で、また別のロードサービスの人が向かっているらしい。

なんじゃそりゃ。。。

 

そうこうしていると、まさかの携帯の充電が無くなる。

まじか!!

めっちゃ困って、目の前の日系であろうラーメン屋さんに頼んで充電させてもらうという事態。

人気店らしく、人の足が途絶えない中、隅で充電させてもらう私達。

しかも、充電器まで借りて。。。

ロサンゼルス優しい(T_T)

 

で、待つこと2時間半。

やっとロードサービスがやってきました。

あぁ、牽引されていくのか。。。

と同時にディーラーさんも到着。

片手にガソリンを持って。

なかなか、個人にガソリンを売ってくれるところがなく、あちこち当たってくれたそうです。

 

ロードサービスの人に、『ちょっと待って!試させて!』と言ってガソリンを入れ、キーを回すとまさかのエンジン始動。

ほんとにガス欠でした。。。

間一髪、牽引を免れたものの、ロードサービスの人に申し訳なく、『ごめんね。』と言うも、これまた笑顔で『良かったね』と。

なんかみんないい人(´Д⊂ヽ

 

そして、速攻で反対車線のガソリンスタンドへ。

満タンにしてやっと落ち着きました。

 

最悪の事態でしたが、これがサンタバーバラで起きていたら!これがハイウェイだったら!これが交差点だったら!これが私一人の時だったら!と思うと、このガスメーターの欠陥を知れたのが、このタイミングだったのは不幸中の幸いだった気がします。

 

ただ、これは補償の範囲外だそうで、パーツを交換するには400ドルほどが必要だそう。。。

仕方がないので、メーターの半分を切ったらガソリンを入れるということで未だに対処している私達。

やっぱり中古車は見た目ではわからないところがいろいろあり、リスクもあるのだと感じたのでした。