カリフォルニアで免許を取る④ 路上試験パート2
こんにちは。
この記事は前回からの続きです。
カリフォルニアで免許を取る③ 路上試験パート1 - Billy'sママのカリフォルニア奮闘記
夫の不合格から一週間、ついに私の路上試験の日がやってきました。
同乗者は同じ家族寮に住む奥さん(Mさん)。
このご夫婦大変優しい方々で、この日なんと私の他に、もう一人の奥さん(Yさん)にも付き合ってあげるそうです。
そして、M旦那さんはY旦那さんに同乗してあげるそうで。
夫婦で合計何時間DMVにいるんだという話です。
私が到着したのは予約の少し前の時間。
Mさんから、運転コースは二種類あることを聞かされます。
『え??1つしか練習してないっす。』
と慌てた私が。なんせ、夫が不合格だったので、途端に心配になります。
『じゃあ、まだ時間があるから、1回練習に行きますか。』
と言ってくれるMさん。
優しい(´Д⊂ヽ
運転中、隣でめっちゃポイントを教えてくれます。
『ここは、ちょっと広いけど30マイル制限だから気を付けて。
ここにストップがあるけど、木で隠れてるから要注意。』などなど。
一周して、ちょっと一安心。
予約の時間が近づいていたので、路上試験の受付に書類を出します。
なぜか、なかなか呼ばれません。
どういうことー!と思いましたが、まぁなんせのんびりしてはるみたいです。
DMVの作業が遅いのは全米共通なのか、確かディズニー映画のズートピアで、DMVの係の人はナマケモノが演じていたのを思い出しました(¯―¯٥)
まぁ、対面していたら怠惰な感じではないんですが、なんせ待ち時間が多いもんで、そんな描かれ方なんでしようか。
そして、その頃Yさんの旦那さんがまさに試験に向かっていったので、二人の奥さんと待ちます。
Yさんは少し前に試験を受けて合格したそうです。
『好印象を与えるために指示される度に「YES!」と答えたよ!』
『若いお兄さんの試験官だったけど、めっちゃ優しくてなんなら日本語で言おうかと言ってくれたり、そこストップあるから気をつけてねって言ったりしてくれたよ。あの人に当たるといいね。』
そんな人、おるんか。。。
ぜひその人に当たってほしい。。。
と思っていたら、Yさんの旦那さん帰着。
結果、『不合格』
まじか。
まぁまぁ落とされるやん。。。
で、やっと受付に呼ばれたので、路上試験のコースに車で移動。
Yさん夫婦は帰ったので、Mさん夫婦と夫と4人で車に乗り込みます。で、4人でおしゃべりしながら待っていたのですが、これまたなんせ長い。
全然進まない。
1台、やっと1台と少しずつ前に進んでいき、やっと自分の番が見えてきました。
と、同時に試験官が4人いるっぽいことも判明。
『あの青い服のお兄さんが言ってた人や!!
順番的には微妙。』
でも、奇跡的に私の車に当たりそうやったんです。
なのに、前の車に行くはずの試験官がなぜかおしゃべりをしだして、その青い服のお兄さんは、一個前の車に行ってしまいました。。。
『あなたが私の試験官ですか?!ぜひ、お願い!』と言ったけど、ごめんねー!と前に(ToT)
そして、私の車にはなんと夫が落とされたという、通称『デッカマン』
この人に数々のチャレンジャーが落とされているらしい。
もう完全に終わったと思いました。
まず、Mさんの免許証を確認した後、みんなは車から降ろされます。
ひとりぼっちになり、より心細い私。
クラクションを鳴らすテストや手信号のテストを受けます。
その後、デッカマンは隣に乗車。
さすが、デッカイのでシートを一番後ろまで下げはりました。
緊張しつつ、Yさんのアドバイス通り、YES!を連発。
右折の指示の時に右車線に入ったら、駐車スペースだったようで、前の駐車車両が全く動きません。
そらそうだ。
めっちゃ慌てながら、ウィンカーを出し、左に出て、また右にと移動。(あー、もうアカン)
と、思ったけれど、まだ指示されるので、セーフ?と思っていたら、停止したらいけないギリギリに侵入してしまい。。。(あー!!!もう終わった。)
と思って、帰らされることを覚悟したけど、DMVを通り過ぎたので、やっぱりなぜかセーフ。
そして、なんとかかんとか最後まで走り続けられました。(コースは2つのコースのミックスでした。)
で、最後に駐車場で採点。
どうなの??どうなの??
なんとマイナス4点ほどで合格しました!!
すごい!私。
でも、周りの話を聞いていると若干女の人には優しめみたいです。
ということで、無事に仮の免許証をゲットできたのでした。
ちなみにちゃんとしたカード型免許証が届いたのは2ヶ月程後になりました(・・;)
そうそう、数週間後に無事に夫も合格し、なぜかカードは夫の方が早く届いたのでした。